不器用な先輩



でも、そんな時間もすぐに終わってしまうわけで。



いつも通り7時になると、先輩が



「帰るぞ。」


と言ってきた。



話しかけてもらえた。


っていう嬉しさと同時に


目合わせてくれてない、名前呼んでもらえてない。



そんな悲しい現実もあって、私は黙り込んでしまった。



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