不器用な先輩
そんな自己紹介も終わって、昼ごはんをみんなで食べた。
哉斗先輩は面白い人で、放課後溜まり場に行ったら、一緒にゲームをやる約束をした。
そんな昼休みもすぐに終わって、午後の授業もあっという間に終わり放課後になると、教室まで先輩たちが向かえにきた。
クラスのみんなは怖がるし、大変だったけど、真由子は普通で
「気をつけてね」
と言われた。
何を気をつけるかとか何も分からず、とにかく先輩たちを早くここから出してあげなきゃみんなが可哀想だと思い、私はとりあえずうん!と返事をして先輩たちのところに向かった。