不器用な先輩


溜まり場につくと私はすぐに哉斗先輩とゲームをし始めた。



「あやっちへた~」


哉斗先輩は、私のことを、あやっちってよぶようになった。


「え~だって難しいもん!」


「こんくらい出来なきゃ~」


なんて、言い合いながらやるゲームは結構面白い。


「彩。帰るぞ」


やっと面白くなってきたころに、先輩が私に言う。






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