+.永遠の愛.+


「それじゃあ今まであたしががんばってきたのはなんだったの…??」


「え…いや…」


「龍也が仕事セーブするならあたし、生まないからっ!!」


「はっ!?それはヤダっ!!仕事続けますっ!!」





お医者さんはおれたちのやり取りを


苦笑いしながら見ていた。





「分かりました。では誰か周りに手伝ってもらえそうな人はいますか??」


「はい。一緒に住んでます」


「そうですか。じゃあよかった。ではとりあえず今度の土曜日くらいにまた来てもらえますか??」


「わかりました。ありがとうございましたっ」


「お体、お大事にしてくださいね」





俺たちは診察室から出た。


ここからどうやって帰ろう…;


家までは歩くと1時間くらいかかるんじゃねぇの??


いや、もっとかかるかもしれない…。


さすがに歩きは無理だな。


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