泡に迷えば
今目の前にいるアキは顔色が悪かった。

ルックスも正直なところイマイチの部類に入る。
そしてに普段話すよりは明らかに1オクターヴ高いであろう声で話す。

シンは多少後悔し始めていた。

「俺の初めての女はこんなかよっ!」


しかしこれから起きる出来事自体には興味津々だった。


部屋の入り口に着いた。

「靴は脱いでから上がってくださいね」

アキはそう告げた。
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