この想いを君に… −三つ子編−
「また明日も頑張ってね!!」

最後にそう、羽曳野に言われた。

少しだけ微笑んで頷く。

そして何事もなかったかのように歩き出す。



心がざわついていた。

まだまだ俺もダメだな。

パパが言う『冷静』さを失ってしまう。



自販機でお茶を買って戻ろうとした時。



信じられない人がそこにいた。
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