この想いを君に… −三つ子編−
…。

そして私は無言。

半分拗ねている。

私の部屋で勉強するかと思いきや。

知樹の部屋。

in 6名。



むさ苦しい。



冬なのに。



「はいはい、少しは頑張れ」

隣に座っている智道くんが私の頬を突いた。

私の心が読めるらしい。

ふて腐れていた私だけど。

智道くんの教え方が上手いのか、いつの間にか凄い集中していて、気が付いた時にはママに呼ばれていた。
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