この想いを君に… −三つ子編−
「桜ちゃん…」

羽曳野の声が震えていた。

それにもイライラさせられる。

「アジアで一番だなんて凄いですね」

「…どうも」

俺はそのまま羽曳野の横を通って足早に立ち去った。

羽曳野の態度が俺をイライラさせる。

間違っても!あんなタイプとは付き合いたくない。

…とはいえ。

お返し、買いに行かないといけないよな。

ますます落ち込む。
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