この想いを君に… −三つ子編−
第3章 春なのに…

− 知樹 −

泣きそう…



俺は新学期恒例クラス替えのメンバーを見て、真っ暗になる感覚に陥った。



また羽曳野と一緒のクラスかよ…



委員長は…離れた。

泰樹と一緒のクラス。

その彼女、高井田は俺と同じ。

桜は…まあ誰と、というのがない。



クラス替えの表示を見て、桜は俺にヤレヤレ、っていう表情を向けた。



本当にヤレヤレだよ!
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