この想いを君に… −三つ子編−
「あれ、ナニ?」
むっちゃんが憮然とした顔で僕の部屋にやって来た。
「さあ…」
僕も返答に困る。
僕ら2人以外、何かがおかしい。
「全く何だよ…」
いきなりドアが開いたかと思うと文句を言いながら知樹が部屋に入ってくる。
『「何があったの?」』
僕とむっちゃんの声が重なった。
知樹は
「…パパが俺に全日制の高校に行って欲しいって。
しかも桜にそれを言ったんだ。
俺は定時制か通信制で良いって言ってるのに」
…それって意地の張り合いにしか見えない。
むっちゃんが憮然とした顔で僕の部屋にやって来た。
「さあ…」
僕も返答に困る。
僕ら2人以外、何かがおかしい。
「全く何だよ…」
いきなりドアが開いたかと思うと文句を言いながら知樹が部屋に入ってくる。
『「何があったの?」』
僕とむっちゃんの声が重なった。
知樹は
「…パパが俺に全日制の高校に行って欲しいって。
しかも桜にそれを言ったんだ。
俺は定時制か通信制で良いって言ってるのに」
…それって意地の張り合いにしか見えない。