この想いを君に… −三つ子編−
「そうだよ、知樹。自分が守れば問題ないよ」
久々に楽しそうな顔をパパはしている。
「知樹はどちらかといえば亭主関白タイプだし…
女の子に主導権を握られるのは嫌いなはずだから。
…頑張れ」
その言葉にますます知樹は仏頂面。
「泰樹は…良い彼女が出来て良かったね。
しっかりしているから安心だよ」
思わず僕はアハハ…と渇いた笑いをしてしまった。
ゆかりは…間違いなく『カカア天下』タイプだから。
「泰樹の事、頼んだよ」
パパの穏やかな目がゆかりに向けられた。
一瞬、真剣な表情をしたゆかりだったけれどすぐに笑顔を向けて
「任せてください!」
自信満々に言ってのけた。
…頼もしい限り。
…ちょっと怖いけど。
久々に楽しそうな顔をパパはしている。
「知樹はどちらかといえば亭主関白タイプだし…
女の子に主導権を握られるのは嫌いなはずだから。
…頑張れ」
その言葉にますます知樹は仏頂面。
「泰樹は…良い彼女が出来て良かったね。
しっかりしているから安心だよ」
思わず僕はアハハ…と渇いた笑いをしてしまった。
ゆかりは…間違いなく『カカア天下』タイプだから。
「泰樹の事、頼んだよ」
パパの穏やかな目がゆかりに向けられた。
一瞬、真剣な表情をしたゆかりだったけれどすぐに笑顔を向けて
「任せてください!」
自信満々に言ってのけた。
…頼もしい限り。
…ちょっと怖いけど。