もう一度・・
きっとたくまのことだろう・・・


お守りを渡せないまま帰るしかなかった・・・。





帰りに再会した公園にいく・・・そこには美穂がいた・・。








「美穂・・・」


「・・・広・・どうして・・」



「これ渡そうと思って・・・・」



安産のお守りを差し出す。




「ありがとう、広・・もらっておくね・・」


受け取ってくれた・・それだけでも嬉しい。



「お腹大きくなったな・・」


「うん・・初めてで怖いけど、こうしてここでルカを思い出してるの・・」



「あの彼しか?」


「うん・・ここ彼と出会った想い出の場所なの・・・」


「そうか・・・・・」






美穂の心はあいつが一番なんだな・・・



俺が一番だったとき、俺は美穂を大切にしなかった・・だから・・罰があたったんだな。


< 100 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop