もう一度・・
美穂はお腹に手をあて幸せそうだ。


「ルカがいなくなって、どうしていいかわかないとき、この子の存在がどんなにすくってくれたか・・」


「一人で産むつもりなのか?」


「不安はいっぱいあるわ・・でも、ルカの両親もいい人たちで協力てきなの・・」



俺はなんて言っていいか・・


「・・・協力できないか俺も・・・恋人に戻れなくても、ダチくらいには・・」



「・・・・・少し微妙・・だけど、心強いわ・・」

美穂が笑ってくれた。




「実は友達が迎えにきてくれるの、もうすぐ来ると・・あっ来た!」




友達の顔をみて、俺は見覚えがあるのに気づく・・


そいつは・・




「久しぶりだな・・」


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