狼彼氏×子兎彼女
「×ゲームを発表する」
何?何?
何なのーっ!
「莉子から俺にキスして?」
「えーっ///」
な、何その×ゲーム。
そんなの…照れるじゃんっ///
早くという視線で見つめてくる悠弥。
それで×ゲームが終わるなら、
早く終わらしちゃお…かな…。
ちゅ
2人の唇が重なる。
そっと触れるだけのキス。
悠弥の手があたしの頭の後ろに回る。
そんな手に感じてしまう。
ますます顔が赤くなっていく。
そして2人の唇が離れた。
「はぁ、はぁ」
あたしはキスの長さに息が続かない。
そんなあたしをうらはらに余裕の悠弥。
そしてそのままあたしを壁に押し付けた。