狼彼氏×子兎彼女

「きゃっ」



悠弥はあたしの手首を掴み。

そしてそのまま唇を重ねた。


「…ん…ゆ…うや…」


抵抗も出来ずに、唇の隙間から

舌が入り、あたしの舌に絡ます。



「…んぁ…」


こんなところじゃ、誰かに

見られちゃうよー。


と思いつつも、体に力が入らない。


そんなあたしをわかってか、

あたしの腰に手を回し、

悠弥はあたしの体を支える。


そんな悠弥にあたし体を預ける。


2人の間に甘い空気が流れる。



悠弥のばかーっ!


何もこんな所でしなくても

いいじゃないっ。



しかし体に力が入らないのが現状で…


悠弥に体を預けることしか

できないなんて…。


あたしって無力すぎるよーっ





< 168 / 327 >

この作品をシェア

pagetop