狼彼氏×子兎彼女

「あいつらは?」


「は?」


「屋上でお前の足止めしてた奴ら」


「あー、うぜえからぼこった」



えー?


学校では王子様の悠弥が…?


やっぱり恐い…。



「これ以上莉子に手出したら許さねーから」


翔太の胸ぐらを掴み睨んでいる。


今まで何回も睨んでたのを

見たことあるけど、今日が一番恐い。


「わ、わかったよ…莉子をあ、諦めるよ」


「次また莉子に手出したら

一発じゃすまねーから」


それと同時に手が離れ、翔太は走って

逃げていった。




< 95 / 327 >

この作品をシェア

pagetop