青春ライダー


「り、稜が決めてるって思ったんだよ!」


稜のあまりに怖い顔に海は少しひるんだ。


「はいはい!ケンカすんなって!適当でいいんだろ?カラオケ行こうぜ!」


また彰が二人の間に入り、仲裁をする。


希咲も稜の腕を掴み、必死におさえていた。


「はい、行くぞー」


彰が稜と海、両方の背中を押してカラオケ店へと歩いていった。
< 129 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop