青春ライダー


後ろで泣いているのは分かったが、俺はそのまま歩いて行った。


どうせ俺は二人の踏み台なんだ。


でも、やっぱりあいつらがいないとつまらない。


俺はあいつらが嫌いなはずなのに、うざいはずなのに。


近くで騒いでいてくれないと落ち着かない。


俺は…なにをしていたんだろうな。自分をバカにしたように俺は笑った。


やっぱり直接話し合おう、それが一番だな。
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