青春ライダー


「いいだろっ!!ほらもう暗いし帰れよ!!じゃあ…また明日な!」


「しゃーねーなー帰るか!またあ・し・た、な!!」


海は照れたように頭をかきながら『明日』を強調して言った。


稜は黙っていたが、顔は笑っていた。


二人が出ていったあと床に紙切れが落ちているのに気が付いた。


「…あいつら…まじバカだろ…」
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