お馬鹿な王子様

やっぱり馬鹿


「じゃあ…、余裕で寝ている湯宮。」


数学の時間。


『ねぇ、奏斗、当てられてるよ』


「ん~、たいかのかいしん?」


「おい、今数学の時間だぞ」


「え~…あっ!!」


クラスから微笑。


「で答えは?」


先生は俺が馬鹿なのを知ってわざと質問してくる。


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