刹那
「別に。
助けた覚えないけど?」
「はぁ?」
「ただ、あまりにも不公平だったから、
たずねたら、襲いかかってきたから、
それを追い払ったまでだから。」
俺はそう言って立ち去る。
「・・・・ざけんな。
意味わかんね。」
玲南は何か言ってたけど聞こえなかった。
俺はその時玲南が顔赤くしてるのなんて気づかなかった。
そして、無事家に着いた。
家のカギを開けた。
家に入るなり直自分の部屋に向かう。
家に誰もいないし。
ってか、1人暮らしだし。
もうこんな光景慣れた。
親なんていても、意味ない。
親の役目を果たさない親なんて
『親』って言えんの?
無理でしょ?
まぁ、育児放棄だし。
1人の方が楽だし。
もう慣れたさ・・・・・・・。
慣れた