3人のメンズと私
「ホント正体バレるし、サチいなくなるし…」



その話題は今しないで!!



「サチ、また顔赤いよ?」


「熱でもあるのか?」


遥ちゃんの指摘で隣にいた梓ちゃんが私の額に手を伸ばす。



―ガタン―



反射的に梓ちゃんの手を避けようと立ち上がってしまった。



「あ…大丈夫。ちょっと…疲れただけ」
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