1month honey
そのためならば
すべてを投げ出す覚悟だった。
学校の先生には
行けば毎回怒られていた。
たまにしか会うことのない
学校の友達とは
ほとんど話さなくなった。
父親は
私の存在を
無視するようになった。
仲の良かった母親さえも
必要なこと以外は
話しかけてこなくなった。
今の私にあるのは
友達と呼ばれる
上辺だけの存在と
君の影だけ。
それ以外は何もない。
君以外は何もいらない。