1month honey
そんなことを考えながら
リュウジの寝顔を見ていた。
可愛い…
こんなに可愛い
まるで少年のような男が
彼女でもない女を抱くんだ。
世も末だな。
そのとき
ぱっと見開かれた目に
私は驚き
思わず変な声を出してしまった。
「おはよ。」
そんな私の姿に
ニヤニヤと笑みを浮かべた
金髪男、リュウジ。
私は恥ずかしさを隠すために
軽く咳払いをして
おはようと一言。
あくびをして
しばらくボーッと
二人で天井を眺めていた。