1month honey

手を伸ばして
リュウジの服の袖を掴んだ。

振り返ったリュウジは
優しく笑う。


帰りの車内
何度もキスをした。

リュウジを離したくない。
誰にも渡したくない。


潮の香りと
波の音と
そんな想いが
私の中で交差して

その日は眠れない
夜を過ごした。

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