コレクション


照城(…自己推薦する人って相当な自信家なんだろうなぁ…。なんだかその自信が羨ましい。)



何か得意技を持っている生徒がその得意技を面接や作文でアピールし、大学に入学する方法だ。


ちなみに今回は筆記試験もある。


自己推薦枠が空いたために急遽12月のこの時期に2次募集を出すことに決めたという話だ。



カツ「運営って…何するんすか?」


里山「当日の受付や、プリント配ったり、試験監督したりだ。…どうだ?やるか?まぁ…やらないと単位やらんのだけどな。」


お金も貰えるようだし、結果的にはいいか。


2人「やります。」


里山「再来週の土曜日。大丈夫か?」


2人は詳しく詳細を聞く。


時給は650円…。シビアだ…。


単位を貰うためにはやるしかないため時給にもめげずにやることにした。


帰り道。


カツ「小銭でも稼ぐかぁテルー(笑)」


照城「はは。そうだな。暇だしお前と一緒ならべつにいいや。」


大学の坂を下り、待ち合わせた林に到着する2人。


照城「これからどうする?時間も丁度良いし飯でも行く?」


提案する寂しがり屋な照城。


カツ「あっそうだ。テルん家遊びに行って良い?」
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