コレクション
第3章〜静寂の闇の中で〜
ウッディー
駅前にいる2人。
非常に小さな駅ではあるが、ここは紛れもなくこの町の玄関口になっている。
照城・カツ「おかえりぃー!」
カラカラカラ…。
キャリーバックを引いて改札口からミウが出てくる。
白いコートと黒いマフラーを身に纏い。ゆっくりと歩いてくるミウ。
ミウ「ただいまー☆マジ疲れたぁ!」
カツ「おつかれー!俺カバン持つって!」
カツがミウのキャリーバックを奪い取る。
照城「お疲れミウ。」
ミウ「はぁー…マジ疲れたけど2人の顔見たらなんか安心したぁ!飲みに行こうよ!」
3人は一端ミウの家に荷物を置きに行った。
ミウ「上がってー。」
照城「お邪魔ー。」
カツ「おう、入れ入れ。…ポーイ!」
キャリーバックをポイッと放るカツ。
ミウ「こらー!お土産あげないぞ!」
ミウはキャリーバックからお土産を出してきた。
照城「お好み焼きせんべいか…。広島行ってたの?」
ミウ「そうそう。私お好み焼き生まれて初めて食べたんだけど、チョー美味しいね☆」
就職活動先での食事も学生達の楽しみになっている事は間違いない。