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照城「工場のバイトって言ってないけどカツの奴大丈夫だったかな?…。まぁいいか…頭痛そうだったし…。」


ミウが電話に出る。


ミウ「もしもし、おはよう昨日はごめん…。」


照城「ううん気にしないで…。疲れてたんだよ。」


ミウはカツとは違い、酔っていないようだ。


ミウ「そうかなぁ…。どうしたの?…。」


照城「バイトしないかなぁって思って。工場で物を作るバイトなんだけど。マッキーからバイトの話聞いてさ。」


ミウ「あー…うーん…この時期にかぁ…。あっ…面接とかあるのかな?」


照城「まずはお気軽に電話して下さいって書いてある。その後面接とかじゃないかな…。」


時期が大事な時期なだけにミウは保留と言う事にだった。


照城(なんか…本当に3人で集まる機会が減っていくように感じるなぁ…。ミウが言ってた事ってあながち本当かもしれない…。あー…なんかやだなぁ…。)


大人になるにつれて徐々に付き合いは減るって事は判っていた。


でも、カツとミウと会わなくなる事は照城にとって想像がつかないものだった。
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