茅〜最期の10ヶ月
引き戸が開いて
「ごめん!!母ちゃん・・。」
顔をあげると
そこには
「・・・えっ?」
彼が立って居た。
「茅?」
「崇弥くん!どうしたの?てか母ちゃんって・・?」
「崇弥!茅ちゃんの事知ってたの?」
「知ってたもなにも1ヶ月前くらいに初めてあってもう親友みたいな感じだよな?」
「うん。でも和美さんの息子さんだなんて知らなかったよ〜!」
「悪ぃ・・。まぁ座って話そうぜ!」
「あっ、ごめん崇弥!あたし今から検診だから和美さんとゆっくりして♪あー、時間あったら4時くらいにあたしの部屋来てね♪」
「おーわかった♪」
こうしてあたしは
病室を出てから
検診に行った。