茅〜最期の10ヶ月




あたしは、松葉杖を
つきながら急いで
叔父さんの
所へ行った。

[トントン]
「はい?」


「叔父ちゃん!泰樹知ってるよね?」

「知ってるけど、どうしたんだよそんな汗かいて、、?」


「泰樹が、ケガしたって聞いて!!それで、急いで!」


「それなら整形外科か外科だな聞いてみるよ!それより茅は休んでなさい!足痛めてる時に無理したらダメだろ!!!」


「…でも、心配で。」

「でも‥じゃないだろ?もし悪化したら苦しいのはお前なんだからな!とりあえず休んでなさい、、。」


「ごめんなさい…。」

叔父さんはいつも
あたしを心配
してくれていた。
両親が働いていて
夜も遅いから、
お見舞いはいつも
叔父さんが代わりに
いっつも寄ってくれて
お父さんよりも
お父さんみたいに
接してくれる。
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