茅〜最期の10ヶ月




「ごめんっ…ありがとな。」

「ううん。泣きたい時はいつでも頼ってよ!!友達なんだから♪」
こんな時だから
もっと頼って欲しい
あたしが守って
あげたいって
そう思った。



「おぅ、またな!」

「ばいばい」


あたしは不思議な
気持ちだった。
いつもは感じないのに
なんでだろう
泣いていた崇弥が
妙に愛しかった。


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