茅〜最期の10ヶ月
入院してから
三回目の検査を
終えたあたしは、
売店で飲み物を買い
病室に帰っていた。
あたしは入院前から
足が覚束なく
入院後さらに酷く
なっていたため、、。
第2病棟前の
渡り廊下で転けて
しまった。
「大丈夫?」
「はい、いつもの事だから・・。ありがとうございます。」
・・・と手を借りて
立ち上がった。
「ありがとう。」
「ううん、いつもの事だからって・・痛くない?」
「痛いよ〜!でも最近よく転けちゃうから慣れたってゆうか・・。」
「そっかぁ・・。そういう病気?」
「違う違う!!まだ分かってなくて、検査中なんだぁ・・。」
「そうなんだぁ、早く解るといいね。」
「うん!!、、、時間ある?」
「ある!今病室行ったら治療中らしくて入れてもらえなかったからヒマだったんだ!!」
「じゃあ、あたしんとこで待ってればいいよ、まだ話したい気分だし!!良かったらだけど・・。」
「いいの?じゃあお邪魔するよ!俺もまだ話したいし♪」
こうして、
あたしの病室へ。