いつか君の手の中に



今日もお母さんの発狂はとまらない。
「あああああああああああああああ!!」
意味もなく殴られる私。
「痛い・・・痛いよお母さん・・・。」
「うるせーおめえは金だけ広い集めろや、ああ?!金もねえ餓鬼がのんきにうちでくらしてんじゃねえ。」
「痛い・・・」
ろくにごはんも食べられない。
それが、
現実だった。




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