A cherry tree
『ねぇ、小鳥さん。』

リーフは、お姉さんに聞こえないよう小さな声で言った。

『お姉さんの顔色なんだかいつもより悪い気がするんだけど。小鳥さんはどう思う?』

『まぁそんな時期やろうな・・・』

小鳥はまるで、前から分かっていたかのように答えた。

『え!!どういうこと!?』

『まぁ、いつかわかるときが来るさ』

そういって、遠くの空を眺めた。
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