A cherry tree
『あの花が咲いたらリーフは、今よりももっと大きくなっているでしょうね。』

なぜかお姉さんは、悲しげにそっと下を向いた。。。

『今よりももっと?じゃあ、あの上の枝にもとどくかなぁ?』

そういってリーフは、すぐ近くにある枝に背伸びをしてみせた。

『あっという間にとどいちゃうかもよ。』

お姉さんは、愛しそうにリーフを見つめた。

『本当?』  

『うん!きっと。』 

永遠に2人を温かい日々のまま包んでいてほしかった・・・


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