キミと太陽と飛行機雲
「何もってことはないでしょ、あんなに仲良かったのに」
「違うって言ってたじゃん」
「…そこ気にしてるの?」
「………」

正確には、『気にしてた』だ。
わかっていた。いや、本当はわかっていなかったのかもしれない。
だが、理解させられた。

『仲良く、じゃない』

期待しているつもりもなかった。
けれど私は、確かにキミの言葉で傷付いたのだ。
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