くもりのち恋
1:初恋
俺は女が嫌い
性格が気持ち悪い
人の悪口や噂で楽しみ
男に媚びる
本当に気持ち悪い
俺は顔と頭がいいってだけで女に告られる
「拓人、本当に好きなの。付き合ってよ」
こいつみたいに
「なあ百合、うざいって。俺はヤれればいいの、同意の上で」
今の状況は、というと
ベッドの中
終わった後だ
俺は好きとか知らねーし
興味もない
親が離婚して母親に引き取られた
母親は男を連れてきては
俺を隠して
行為をした
聞こえる声は気持ち悪いし
母親が気持ち悪かった
女は嫌いだ
でも俺だって男だし
する事はする
でも絶対に付き合うとかはない