いつでも好き。
え・・・。

俺はただ唖然としていた。

「ごっ・・・ごめん・・・。あたし1人で帰るね・・・」
蓮の手はよく見ると震えている。

そして蓮は走って帰っていった。

「なんでだよ・・・。俺も怖いのか・・・?」
くそ・・・。

俺は一体どうすればいいんだ?
蓮を安心させる方法はねぇのか?
・・・しばらくの間蓮と会うのはやめよう。

この日は、どちらかがどちらかの部屋に行くことはなかった。
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