はつこい
「あ、そうだ」

突然呟いて立ち上がる悠に?を浮かべて見つめていると、カバンから原色の可愛い紙袋をひとつとお洒落な黒い紙袋をいくつか取り出した。まさかまさか!?ウキウキして見つめているとそれは予想通りのものだった。

「はい真結。お土産。」

「まーじですか!」

「開けてみて?」


可愛い原色の紙袋をやぶっちゃったりしないように、そっとシールを剥がすと、小箱が入ってて。その中身はネックレスだった。カジュアルで、紙袋と同じく明るく、けど雰囲気は大人っぽくて。遼っぽい。

「かわいい…!!」

「…っ、よかった〜!」

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