太陽のコーヒー

「麻由大丈夫?送ってこうか?」


そう言ってくれた子も居た。


でも私の家遠いし、夜遅いから


断ったんだ。


--まぁ、濡れても大丈夫だよね--


そう思って雨の中に足を踏み入れようしたその時、


「君っっっ!!」


びっくりして一瞬何か分からなかったけど、


後ろを見たら、多分私より年上だろう男の人が立っていた。
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