LOVE★work
恭介と花火大会行きたいな。
一緒に花火見たいな。
「じゃ、ごゆっくり」
「は~い」
そう言って涼平は出て行った。
静まり返った部屋で1人、ずっと考えていた。
恭介…暇かな?
誰かともう約束しちゃってるかな?
…目立ちたくないから行きたくないって言われるかな?
そんな事ばかりを考えてしまう。
「熱っ……」
とにかく熱下げなきゃ…。
涼平にもマネージャーにも、迷惑かけちゃったし…。
「琉莉…起きてる…?」
「マ…マ…」
「涼平君帰ったのね。
熱計りなさい」