LOVE★work
もちろん、出されたお粥は全部完食した。
だって恭介が作ってくれたんだもん。
大好きな人に作ってもらうと、嬉しいよね。
「こいつ病人とは思えねぇ~…」
「えへへっ。
寝たらだいぶよくなったし。元気だもん!!」
それに……
「ん? どーかしたか?」
「ううんっ」
恭介の顔見れたから…。
夏休み、互いに仕事忙しくて会えなかったしね。
「あ、琉莉。
課題終わらせた?」
「え゙……」
課題っすか……
「やってねーな。
仕事忙しいんなら、早めに終わらせろよ」
「ゔうっ……」