LOVE★work
あちぃ…。
夜つっても夏だから、涼しい訳じゃない。
しかも都会では。
「っ……」
どこだよ…。
琉莉っ!!
遠くからは花火の音が聞こえてきた。
もう…始まった…?
せめて、琉莉が1人で待ってない事を祈るけど…。
でも…。
「恭介……?」
どうしているんだよ。
俺が来なかったらどうするんだよ。
……何で
何で俺を待ってるんだよ……。
想いが巡る。
琉莉が俺を待ってた事に、
それをどう受け止めていいかわからない俺は。