LOVE★work
結局、女の人は用事があるからと行って、お店を出て行った。
台風みたいな人だな。
「ね、奏太ってああいうのがタイプなんだ」
「違う。
今日はたまたまアイツを拾っただけ。
俺にタイプとかねぇよ」
「ふーん……」
まぁ気にしないでおこう。
「ケーキ食べないの?」
「食べる。
つーか琉莉、お前何個目?」
「6個…かな?
まだ入るもん」
「食い過ぎ…。
太って涼平に怒られても知らないからな」
「いいもん!!」
いつも仕事忙しいんだから、休みの日ぐらいあたしだって満喫したい。
よーし。
まだ食べるぞー!!