LOVE★work
▼傷付ける事
俺は琉莉を追いかけた。
「ちょっ…!!
何やってんの、恭っ!!」
「お前が意味わかんねぇからだろ」
無理やりエレベーターに乗り込んだ。
スレスレ…。
自分の体が危なかったと思いつつも、今は琉莉だ。
「き、恭……?」
「…………」
「何で……」
ムカつく。
何か全てにおいてムカつく。
「………ねぇよ…」
「えっ…!?」
「俺の事わかんねぇくせに、変な事言ってんじゃねぇよ!!」
「っ…」
もう…俺、どうにかなってしまいそうだ。
琉莉に八つ当たりまでしてる……。