LOVE★work
この契約に意味はあるのかと不信に思いながらも、インクのついた手を紙に押し付けた。
「はいはい、これで『僕』と『恭介君』の2人の契約成立」
「2人の…ですか?」
「そうそう。
これは2人の契約。
僕が必ず恭介君、君を世界一にしてみせると言う契約」
この人…凄い事言ってる…。
自分に自信がありすぎる…。
「恭介君、世界一になろうね。
誰にも抜けないような世界一に。
モデル人生が終わって、伝説のモデルと言われるような世界一に」
「はい」
「ではこれからよろしく」
「よろしくお願いします」
この時、俺はとんでもない契約をしたんだ。