LOVE★work
琉莉ねぇ…。
「それより靴下濡れて気持ちわりぃ…」
「走ったからな。
傘じゃ足は…」
「早く行こうぜ」
「おう!!」
早くシャワー浴びたい。
雨くせぇ~…。
「琉莉なら…恭介支えになるのに……。
はぁ~…」
こんな事を奏太が呟いてるなんて、俺は全く気付かなかった。
にしても雨酷いな…。
追手が諦めたのは雨だったからかもな。
「やべぇ!! 家の鍵、俺が持ってるし!!」
「琉莉ん家に寄ってるかもな?」
そうだといいけど…。
つーか早く雨止めよ!!