LOVE★work
大好きな恭介の声。
少しハスキーで、そこまで高くなく、低くもない。
恭介にぴったりの声……。
「そっち、朝じゃないの…」
『まぁな。久し振りに朝早く目覚めたから、電話してみた』
その電話の相手に選んでもらえた……。
この上なく嬉しいよ。
「恭、そっちはどう?
楽しい?」
『楽しいよ。奏太みたいな奴や琉莉みたいな奴とかいるし、来てよかったって思ってる』
「そうなんだ……」
恭介はあっちで楽しく出来てるんだね。
最初は反対してたけど、恭介が決めた事にあたしはもう反対しない。
恭介が夢を叶えられるなら……。