LOVE★work
例えるとしたら、俺が"無の世界"で、キャメロンは"カラフルな世界"だろう。
キャメロンの周りには色があるようだ。
周りを魅了する。
俺も人を魅了するって言われてたけど、全然駄目だ。
「……僕が思うに恭介君は自分を過少評価し過ぎだよ。
恭介君はもっと凄い物を持ってるし」
「え……」
「もう撮影終わったみたいだね。
頑張って」
「ちょっ…!!」
社長~…。
本当に社長は何を考えてるかわからない。
「…っし!!」
いよいよだ。
世界一と共演するんだ。
「よろしく」
「よろしくお願いします」