LOVE★work
何故琉莉に電話しようと思ったかはわからない。
だけど本能的だった。
早速夜中、授業中か仕事中かわからないからメールした。
『電話出来る?』
電話がかかって来たのはメールして五分も経たない内で……。
『もしもしっ!!恭っ!!』
「琉莉? 今仕事?」
『授業中』
「出てないの?」
『メール着たから抜けて来た』
「…………」
休み時間にかけてくればよかったのに…。
「わりぃけど、今大丈夫?」
『もちろんだよ!!』
うん、琉莉は授業に出たくないんだな。
『…恭?』
「あのさ、」